2016-8-18 この魚どう売る?!
2016-8-18 この魚どう売る?!
金目鯛・のどぐろ・キンキなど
あまりにも有名で知名度が高く、
TVなどのメディアでも露出度も高め。
そして何よりも人気があり美味しい魚。
それとまさに正反対に位置するような魚。
「淡路カネマサ水産 いぼだい」

正反対といっても、美味しくないのではない。
これから秋にかけては脂のりも非常によくなり
上品ながらも甘味旨味がしっかり感じられる。
むしろ「超旨い!」魚。
魚体の大きい物は一気に値が上がることから
扱いは高級魚。
しかしその味の良さに反比例するかのように
『売れない』魚の一つとなっています。
イボダイは別名
「しず」「うおぜ」「えぼだい」など様々な
地方名を持ちますが、どの呼び方も
「パッ」としない上に、ほとんど知られていない。
どうメニューに書き方を変えて載せても
売れ行きは今ひとつ。。。
せっかく旬の、しかも激旨魚なのだから
なんとしてでも召し上がっていただきたい!
まずは呼び方を考えました。
市場では『シズ』と呼ばれて売られてるので、
そのままメニューに書いていましたが、
九州のほうでは『もちのうお』と呼ぶ地方があります。
これなら聞いた事なくても、なんとなく
「美味しそう」と思えるのではないでしょうか?!
次に料理の仕方
最近では流通も発達して、『造り』で食べられる
魚の種類がぐっと増えました。
「もちのうお」もその一つ。

皮目の旨味を生かすため「焼き霜造り」でおすすめ。
単品では売れないかもしれませんが
一番人気の『造り盛』に入れることで
この魚の美味しさを知っていただくきっかけとします!
他にも「もちのうおの松茸巻揚げ」など、
超人気食材と組み合わせて出数アップを狙ったり、
『もちのうおのソテー~きのこのタルタルソース』は
料理の説明書きにも「白トリュフオイルを使ってます」など
素材よりも『料理』でお客様の目をひきつけたり。
とにかく一度食べていただく工夫を仕掛けます。
この魚を食べた方は間違いなくその美味しさに驚くでしょう!
『他の料理でも食べてみたい!』と思っていただけたら大成功!
僕が一番好きなこの魚の食べ方は、実はシンプルに
『一夜干し』あるいは『煮付け』。
一夜干しなんて旨すぎて、頭も骨も全部食べてしまいます(笑)
各店舗メニューは違いますが。。。
今日はぜひ『もちのうお』をお召し上がりください!




