2014-11-7 この鯛はクエを超えるか?!

「ごめんな~今日は岩屋の鯛少なかってん。。。」
今日とりおきしてくれていた「岩屋の鯛」はわずか5枚。。。

岩屋の鯛

代わりに何にしようかなぁ~と探してみると
他の産地の鯛、明石スズキや愛媛のイサキがちらほら見えます。
その中でも一際目を引いたのが「5.9kgの淡路の天然鯛」
セオリーでは「大きすぎる鯛はダメ!」なので初めは見過ごしていましたが。。。
見れば見るほど素晴らしい!
雄らしいしっかりとした精悍な顔つき、鯛らしい美しい体つき。。。
そして何よりもその肥え方!
下になんか敷いてるの?と思わせるくらい、コンモリ盛り上がっています。
肩口から尻尾まで、全く隙が無い完璧な肥え具合は、ここ何年かでも稀に見る逸材!

わたしが買った後で、この鯛を見た魚屋さんが感嘆の声を漏らします。
「いい鯛買いましたね。。これはクエを超えるんとちゃいます。。」
。。。まさに同意見。。。
今日は造りでメニューにしますが、骨やアラは少し塩をして1~2日寝かして置いてください。
頭はアラ焚きでOK。
造りで使いきれない分の身も同様に寝かせ、頃合を見て「鯛しゃぶ鍋」でいきましょう!
ふぐフェアー真っ只中ではありますが。。。。
ふぐは今月も来月も美味しいもの食べられますが、この鯛鍋はこれっきり!
この価値はプライスレス!

5.9kgの淡路の天然鯛 KIMG1680

だれでも贔屓の産地はあるもので。。「淡路沼島 天然シオ」

同じ台の上に並べられた2種類の「天然シオ」
ひとつは三重・ひとつは淡路。。。
淡路の方が一回り大きなものの、どちらも良く肥えています。
kg単価は三重のほうが安いし、実際買った実績もあるのですが。。。。
より美味しいかも!。。。との期待をよせて買ったのは淡路産。
大きさだけではなく、色艶も非常によく、いかにもおいしそうな雰囲気を持っています!
もしかしたら食べ比べてもあまりよく分からない程度の味の差かもしれませんが。。。
それでも淡路のものを見ると追っ掛けたくなりますね~

淡路沼島 天然シオ
久しぶりに来ました!「明石 井元水産の蛸」

小さいからと言って馬鹿に出来ないのがこの「井元の蛸」
身が柔らかく、噛み締めるほどに甘味・旨みが感じられます。
鮮度的には生食・造りも可能ですが。。。
ここはあえて火を通して使いましょう!
しっかり洗ったあとは。。。ゆがいて造り、天ぷら、唐揚げ、醤油焼。。。
濃口と少量の酢をたらした湯でサッとゆがき、熱々を食べてもらうのも良し!
「これぞ蛸!」という味がしっかり楽しめる逸品です。

明石 井元水産の蛸

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