2014-10-10 すごい魚が。。。いた!
いい魚と出会えたときはテンションが上がります!
台風の影響により全国各地で「魚不足」が叫ばれる中。。。
甘えびやゴジラ海老、秋刀魚を初めとする「北海道物」が絶好調。
中でも天然ぶりは羅臼・室蘭・噴火湾森町。。。など、
様々な場所から素晴らしい物が届きました!
今日買ったのは噴火湾の12kgアップの「天然ぶり」
なんとも男前な「ぶり」
はちきれんばかりに肥えた魚体は素晴らしいの一言!
なんと船上活け〆で鮮度と身質の保持状態も最高。
間違いなく今年一番の天然ぶりです!
10kg超えるととたんに旨くなるといわれていますが、その差は歴然。
北海道のぶり全体的に言えることは、
氷見ぶりに代表される「寒ぶり」とは違う味わいを持つということ。
これは餌の違いによる物が大きいと考えられます。
まずは現段階での最高の鰤を味わいましょう~
見れば見るほど完璧。。。「淡路天然コチ」
今年春も産卵前によく買っていた魚。
産卵を終えてしっかり回復した物が出てきました!
800g前後の小さい物でも良く肥えていておいしそう。
活け締めした物を薄造りにすれば、下手な養殖ふぐのてっさよりはるかに旨い。
そんなコチですが。。。1尾だけ。。。とんでもない「ヤツ」がいたんです
ソイツは尻尾の先の肉まで肥えた1.8kgのビッグサイズ!
ただでっぷりしているのではなく人に例えると「マッチョ」な感じ。
皮目の色艶からも身質のよさがうかがえます
。。。コイツは絶対に飴色の身をしている!
どの道、台風の影響で魚の相場は上がってます。
ましてやこんないい魚。。。高くて当たり前。。その上歩留まりは最悪。。
ハイ。。わかっています。。この魚を売っても何一つ儲からない。。
でも。。買ってしまうんです。。後はしっかり喜んでもらいましょう!
バケって呼ばないで。。。「山口 こしながまぐろ」
魚の名前に「ばけ」と付く物は、有名な魚に対して別種であることを表します。
有名な「めいたカレイ」に対し「バケメイタ」は本名ナガレメイタカレイ。。。。
ある意味「偽者」、本種より一歩劣る安い魚としての認識がなされています。
「こしながまぐろ」は市場では「バケヨコワ」と呼ばれています。
本まぐろの幼魚である「よこわ」の偽者という扱い。
成魚でも2kg前後なのでこんな呼ばれ方です。。。。
ところがどっこいこの「こしなが」、味は本よこわと変わらず旨い!
しかもこの時期脂ものって、とろりとした食感とあいまって絶品!
どちらが本家か分からないほど旨い。。
本よこわを「バケこしなが」と呼んでも差し支えないほど!?