2015-6-2 瀬戸内魚に超高級旨魚。。。珍魚まで!
まずは今日の瀬戸内海祭り。
明石二見の天然鯛・愛媛のトロいさき・淡路の鱧など
このところの定番はいつものように順調!
でっかいだけじゃない!「下田 金目鯛」
瀬戸内海ではありませんが、今日は特におすすめしたい物。
その大きさ。。。なんと1尾約2.4kg!!
このところ大きな金目鯛の水揚げ情報が相次いでいましたが
その情報そのままにこちらに入荷してきたようです。
これがただ大きいだけではありません!
バランスの取れた美しい魚体。全体的にふっくら。。。。というか
パンパンに肥えて、脂のりも期待できるもの!
キンキなどの脂を「のりすぎている」と評価する方には
ちょうどいい脂ののり方かもしれませんね~
上品な中にもしっかりと旨味を感じることができ
そこに脂の甘さが絶妙に絡んでくるという感じ。
あまりの物のよさに買ってしまいましたが。。。今は瀬戸内祭り中。。。
少々おすすめしにくいのかもしれませんね~
高い!「坊勢の追っかけ鯖」
今の時期は全国的に「マサバ」は脂がなく、あまりおすすめできない。。。
と思っていませんか?
確かにこの時期、淡路の方でも「ゴマ鯖」の方が脂のりが良くなります。
深田水産の追っかけのゴマ鯖などは素晴らしい脂を持つこともあります。
しかし。。評価の基準を「脂のり」だけではなく「身の味わい」に変えると
この時期の「マサバ」のよさに気づくことになります!
たまたま「鯖が食べたい!」というご予約をいただいていた今日。
たまたまこの美味しそうな鯖が入荷してきていました!
坊勢の天晴水産さんの追っかけのさば。。。
勝手に「天晴(あっぱれ)鯖」と呼ばせてもらいます!かっこいいでしょ!
さてこの「天晴鯖」姿形は「秋鯖」「寒さば」に近いくらいの肥え方。
「脂がある!」というよりは「旨味が詰まっている!」という雰囲気。
もちろん鮮度も申し分なし!地元ではこれを、お造りで提供しているとのこと。
しかしここはあえて「〆さば」として提供したい所。
通常なら1日寝かせて酢をしっかり回してからの提供となりますが
他の鯖との差を見てもらうに、塩も酢も薄めに短時間で当て
さっと表面だけ色が変わって中が生。。。レアな感じがいいでしょう!
こういう食べ方ができる鯖もなかなか希少です。
さて。。。どれだけ味が良い鯖なんでしょうか!?
めちゃくちゃ美味しい魚!。。。「富山 ギギ」
「今日はめっちゃええのんおいてんねん~♪」
と見せられたのがこの魚。こんな物まで売ってるんですね。。。
どちらかといえば「なまず」の仲間ですが、
くせなどは全くなく、むしろその独特の風味と旨味を楽しめる珍魚。
火を通しても身が硬くならないのも魅力的。
大小バラバラですが、まずはぬめりを取って棘に気をつけて開きましょう!
後は蒲焼・唐揚げなど、少し濃い目の味付けで炊くなどで提供しましょう。