2015-5-7 渋いところついてみました!
徳島のイサキや淡路岩屋の天然鯛など
いわば主役級の魚は「いつもと変わらず」順調。。。
物は最高ですが、目新しさはないので日記には書きにくい!
今日はちょっと変わった「脇役」たちを紹介。
これ魚の名前?「青森 やなぎのまい」
ものすごく格好のいい名前で魚らしくないでね~
市場には滅多に入ってこないので、知名度は低く
獲れるときはまとまって獲れる魚。その上鮮度落ちが非常に早い!
そのため味の良い割には非常に安く買えることが多いです。
見た目の通りメバルの仲間ですから、煮付け・塩焼きで間違いなし!
似たような魚に「ガヤメバル」というのがいます。
市場への入り方も良く似ているので混同されがち。
地方によっては「ガヤ」のことを「柳の舞」と呼ぶようですし
その逆のパターンもあります。
なのでどちらも間違いとは言いにくいですが、
今日のは正真正銘「柳の舞」です!
久しぶりに買いました「坊勢 さわら」
「魚」偏に「春」と書いて「さわら」ですので「春」が旬とされています。
ちょうどこの時期は産卵のためお腹には子がパンパン。
その分歩留まりが悪いうえに、やや高めなので敬遠気味になっていました。
今日買った「坊勢」のさわらは、例に漏れず子がいっぱいですが
それに負けないくらいガッツリと肥えています。
そしてなんといっても。。。。少し安くなっていました!
腹の身が薄いのは否めませんが、味に衰えはないと見ました。
脂はやや薄いものの鮮度は抜群。
久しぶりに造り・寿司でおすすめですね~
もうひとつ楽しみなのが「さわらの子」
もちろん今日も立派な子が入っていました。
これが特に旨いんです!
炊いても良いですが「カラスミ」にするのも良いですね~
これも久しぶり。。。「和歌山 吉宗さば」
「鮮度を保つ」だけならば、〆た魚を現地から市場に運ぶには
氷をいっぱいにしたほうが良いに決まっています。
しかし「活けの状態を保ったまま」という条件がつくと、そういうわけにはいきません。
魚が締まらずに鮮度も落ちない絶妙な加減で運ぶ必要があります。
そうやって活けの状態で市場に来た「吉宗鯖」。。。
しかしその先は私の判断で氷をしっかり目に打ちました!
これが吉とでるか凶と出るか。。夕方を待ちましょう~