2015-2-20 今日はイカ・イカ・イカ!

このチャンスを待っていました。。。。
市場に数種類のいかが一斉に登場!
それぞれの烏賊の個性を生かした料理やセットメニューにしましょう。


あえてこう呼びたい。。。「高知 かみなりいか」

回転寿司やスーパーでもよく見かけることの多い「もんごういか」
実はこれ。。。外国産の冷凍のものがほとんど。
しかもその原料となる「いか」はよく種類も分からない事があります。
何でもかんでも「通称 もんごういか」でまかり通ってしまっている現状。
ちなみにおどりやでは全面使用禁止にしていますね。

今日買ったカミナリイカも市場では「もんごういか」として売られてるもの。
混同されるのが嫌だったので「活けカミナリイカ」と呼んでいます。
国産の活けのカミナリイカは漁獲高が非常に低く、「幻」とも言われるくらい。
程よい歯ごたえ、ねっとりとした食感に甘味・旨みが十分!
造り・寿司は当然絶品の物。が!さらに上を行くのが「天ぷら」
素晴らしい食感に仕上がり、身の厚みもあるので非常にジューシー!
揚げたてを塩とレモンでいくのが王道です!

「高知 かみなりいか」

 

鮮度抜群!「徳島 活けするめいか」

造りにするとやや甘味に欠け、食感も硬い。
逆にその歯ごたえを楽しむために「いかそうめん」という手もあるが。。。
加熱すると一気に味が良くなるいか!
一夜干・照り焼き・煮物など。
旨みの非常に濃いワタを利用した料理はまさに絶品!
寿司にするときは「煮いか」がおすすめ。
掃除して霜降りしたするめいかを、
水・酒・濃口・砂糖をやや甘味がちに合わせて沸かした煮汁に入れ
絡ませるようにサッと煮上げておか上げ。
生で食べるより断然おいしいです!

「徳島 活けするめいか」

この中ではもっとも高級!「徳島 活けあおりいか」

食感・甘味・旨み。。。どれを取っても最上級。
今日は「活け」で買っているので鮮度が良過ぎる嫌いはありますが。。。
たとえ活かっていても、その美味しさを存分に楽しめるのがこの烏賊の特長。
ただし寿司だけは別問題。
活かった身は全く寿司飯に馴染まず、せっかくの持ち味は台無しになります。
最低1日は寝かせてから使うようにしましょう~

「徳島 活けあおりいか」

あおりいかと比べて食べるのが面白い「青森 ヤリイカ」

甘味旨みは最上級。。。なのに後味は上品にふぅっと消えていくよう。。
全面的に甘味旨みが強いあおりいかに対し、ヤリイカはあくまで上品。
どちらもそれぞれに個性があり、食べ比べて面白い物です。
またヤリイカも加熱して更に甘味が増すいか。そして硬くならない!
一夜干にして、今度は「するめいか」と比べてみるのもいいですね~

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