2014-6-17 いろんな物があるようなないような。。。
2014-6-17 いろんな物があるようなないような。。。
明石の鯛が好調で、ほぼ毎日入荷があるためか?
軸になる魚が安定しているので魚が全体的に少なくてもそう慌てなくてもすんでいます。
あいかわらず目新しい物や「これ!」というような目玉商品は少ないです。
しかし鱧がだんだんと良くなってきましたし、蛸も値が落ち着いてきました。
素材の種類は減っても料理の幅を持たせることで良いメニュー作りをしましょう!
造りにする海老の中ではトップクラス!「和歌山 活けしらさ海老」
最近ではゴジラ海老・しま海老・甘えびなど色んな海老を買っています。
どれも甲乙つけがたい!
今日は本当に久しぶりに「活けのしらさ海老」が入ってきました。
去年は淡路から毎日のように入荷し大好評だったのを覚えていますでしょうか?
活けならではのぷりっとした歯ごたえに甘味旨みがしっかりと感じられるもの。
造る時はそのまま殻をむかずに、殻ごとさっと湯通しして色を出してからむくののが良いです。
ほんのり赤くなって見た目もきれいですし、何よりも甘味が増します。
毎年出始めは目ん玉が飛び出る位高い高級海老です。。。なのになぜか今日は底値近いです。
何年か前に大暴落した事がありますがそれ以外は安定して高い海老。
今年はどうなんでしょうねぇ~

海老界の人気NO1?!「沖縄 活け車えび」
しらさ海老がいくら美味しいとはいえ、知名度の高さでおすすめしやすいのはこちらでしょうか?
先のしらさ海老とはおすすめの仕方が違ってきます。

「しらさ海老のおすすめポイント」
まずほとんどの方が知らない海老だと考えられます。なので素材の説明や味の説明が必要になってきます。
こういう素材は一度食べてもらう事が重要なので「造り盛り」に入れて少しでも知ってもらうような工夫が必要です。
食べてさえもらえれば味は絶対気に入ってもらえるはずです!
おすすめ=メッチャ美味しい=店のおすすめの信頼度が高まる。。。この繰り返し!
「おどりやにいけば何か美味しい物をすすめてくれる」そんなイメージ作りに役立ててください。
そこまでたどりついて初めて、知名度のないものでも食べてもらえる店だといえます。
「車えびのおすすめのポイント」
対照的にこちらは「みんなが知っている海老」素材の説明なんて要りません!
重要なのは「活きていること」をアピールすること。これはお客さまにとっては非日常的なことです。
ぴちぴちした踊り食いならば出すだけで分かりますが、そうでない時はどうしたら良いでしょう。。。
生簀のある店は泳がせてPOPを貼り付ける。無い店は何匹かをざるに入れてお客様のとこへ持っていっておすすめする。。。。など。。。工夫のやり方はいくらでもあります。
メニューに大きく書くだけがおすすめではありません。
「いかにお客さまに楽しんでいただけるか。ワクワクドキドキした気持ちでおどりやにきてもらえるか。」
この考え方をいつ何時でも実行に移していってください!
本日の推奨メニュー(実際のメニューではありません)
気づけば海老だけで長々となってしまいました。。。
他にも明石の天然鯛・和歌山御坊のいさき・淡路の黄金はも・愛媛釣りはも・長崎特大サザエ・淡路由良の蛸
三重のひらあじ・北海道は仙鳳趾の牡蠣。。。などなど。。おすすめ魚がいっぱいです!




